顔の脂肪吸引をしたものの、長いダウンタイムで鏡に映るパンパンな顔を見るたびに落ち込んでしまうこと、ありますよね。この記事では、そんなダウンタイムを少しでも短くするための具体的な方法を解説します。
これから顔の脂肪吸引を受ける方もぜひ参考になさって下さいね。
1.顔の脂肪吸引はなぜ浮腫む?
脂肪吸引は手術中に皮膚や血管、リンパ管が一部傷ついているため、体は自然に炎症反応を起こします。この炎症反応の一部として、浮腫が起こります。
体は傷ついた部分を保護し、回復させようとします。その過程で、体の中に水分が集まり、浮腫みが生こることがあります。これは正常な反応なのです。
2. 顔の脂肪吸引後のダウンタイム
ダウンタイムの一般的な期間
いわゆる“パンパンに腫れる“という状態は1〜2週間程度です。
そして術後頬や顎下の脂肪吸引直後はなかったあざが徐々に出現します。
1ヶ月ほどかけて徐々に浮腫みやあざは引いてきますが、
顔の形が安定し、最終的な結果が見えてくるのが、6ヶ月目と言われています。
ダウンタイム中に現れる主な症状
・あざ(内出血)
手術中に皮膚の下にある血管が傷つくことで、頬や顎下にあざができることがあります。1〜2週間ほどで消えることが多いですが、個々の体質によっては長引く場合もあります。
・痛み
手術後の数日間は、顔に痛みや圧迫感を感じます。痛みは処方された鎮痛剤や市販の鎮痛剤でコントロールしましょう。
・しびれ・感覚鈍麻
顔の脂肪吸引後、一時的にしびれや感覚が鈍くなることがあります。これは手術中に神経が刺激されたり、圧迫されたりすることが原因です。通常、感覚は数週間から数ヶ月で徐々に回復します。
私は脂肪吸引して半年経って見た目は落ち着いたけど、皮膚を引っ張るとボコつきと、つっぱり感はすこしあるわ。
3. ダウンタイムを短縮するためのポイント
禁煙・禁酒
トラネキサム酸が内出血やあざを軽減してくれる可能性あり
トラネキサム酸(TXA)は投与経路に関係なく、出血量の減少に明確な効果があり、血栓症のリスクもありません。また、TXAは強力な抗炎症反応を引き起こし、術後の浮腫や皮下出血を減少させることで回復時間を改善します。
このような文献もあることから、トラネキサム酸が内出血を軽減させる可能性があるようです。
しかし、トラネキサム酸が内服できない方や、併用禁忌のお薬もあるので医師に確認する必要があります。
たまたま肝斑の目的でトラネキサム酸を内服していたら、術後の内出血が少なかったのはこの効果だったのかも?!
術後一週間目からインディバを取り入れる
インディバは高周波温熱機器を使ったトリートメントの施術です。血流を促進したり、拘縮を予防する効果があり、じんわり深部から温めてくれるので痛みも和らぎ、施術後に一回りスッキリした感じがありました。
お世話になったサロンでは週に1回のペースで行った方がいいとのことでしたが、私は内出血や浮腫が少ない方だったので1回の施術でも十分効果があったと実感しました。
脂肪吸引後専門のインディバサロンですと、大体術後一週間から受けられるところが多いです。
費用は都内だと¥6,000〜¥12,000くらいが相場となっています。
4. ダウンタイム中に避けるべきこと
顔の脂肪吸引後のダウンタイム中は、以下のことに注意して過ごしましょう。まず、激しい運動は避けてください。運動は血行を促進し、腫れや内出血を悪化させる可能性があります。
また、長時間の顔の圧迫も避けるべきです。うつ伏せで寝ることや、枕に顔を押しつけるような姿勢は、回復に悪影響を与えることがあります。
さらに、長時間の入浴やサウナは、体温を上昇させ腫れを助長するため控えるようにしましょう。これらのポイントを守ることで、よりスムーズな回復を目指しましょう。
5. まとめ
顔の脂肪吸引後のダウンタイムを乗り切るために
ダウンタイム中は、腫れやあざ、痛みといった症状が現れますが、これらは時間とともに改善していきます。
禁煙・禁酒や、インディバなどを取り入れることで、回復を早めることが可能です。激しい運動や顔の圧迫、長時間の入浴やサウナは避け、体に優しい過ごし方を心がけましょう。
適切なケアを行いながら、無理をせずに回復を待つことが大切です。
そしてトラネキサム酸の内服はあくまで個人的な実感だったので、もし内服を考えられる際は必ず医師にご確認ください。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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